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2009.6.26設置 中国在住のあう〜のゆるいブログ。 中国生活、Macのこと、テニスやマンガに関することを書いて行きます。
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中国ではWindowsに次いで普及していると思われるのが、インスタントメッセンジャーの「QQ」。私が中国に来た当初からよく目にしていて、当時はいったいQQってなんじゃろかと思っておりました。

このQQのキャラクターはペンギンがマフラーをしているオリジナルキャラで、結構キャラクター性は良いと思います。

SkypeやMSNメッセンジャーみたいなもんです。

ただスゴいのは、中国でパソコンを使う人は老若男女ほぼ100%アカウントを持っています。QQのアカウントはアルファベット無しの数字で表されていて、QQのメールアドレスもこの数字の後に「@qq.com」が付くというもの。

こっちの人は例えば名刺にQQ番号が書かれていたりします。

聞くところによると、QQのアカウント登録は10億近くあり、アクティブアカウント数が5億以上ある様子。仕事用、プライベート用と複数のアカウントを使い分けている人もいるようです。

QQは基本中国語なのですが、最近は国際版も出ているようで、日本語対応しているものもあるようです。
Mac板もあったので、とりあえずインストール。
起動したところ言語は英語になってました。

Mac版の立ち上げはこんな感じ。



使い方はSkypeとほぼ同じで、ビデオチャットとかもできる。

開設したら個人のインターネットスペースが提供されていて、そこにみんな写真とかをばんばんアップして友だち同士で見せ合いっこしております。登録した同士では、新しい写真を登録したら、自分のスペースに新規登録写真が表示されたりします。まだ機能の全てを理解してる訳でもないんですが、なんか音楽ファイルの共有とかもありそう。。。

それにしても、こっちの人って自分撮りがめっちゃ大好きで、そういう写真をいっぱいアップしている。自分の写真を携帯の待ち受けにしている人も結構いたりして、その辺の感覚はちょっと私には解らんわぁ(^^;

私の場合は自分の写真を載せるってのもどうかと思ったので(ちゅうか見たい奴なんかおらんやろ(笑))、日本の自宅にいる犬のレオの写真とか、以前描いた絵とかを適当にアップした程度。

こういうのって結構面倒なので、いつまで続けられるか解らんのやけど、仲良くなったこっちの人とは、近い将来ほぼ永遠の別れが来る事は間違いない。それなら簡単にお互いの近況が、いちいち連絡しなくても感じられるような方法をとっておいてもよいのかなと思い、QQを登録するに至った訳です。

まぁ、写真のアップを中心にのんびりやっていこうかと思います。

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日本でもたま〜に見る事はあるんやけど、中国に来てしょっちゅう見るもの。
それは交通事故。

こっちの人の車、自転車、バイク、電動自転車の運転の仕方って、荒いというか全然周りを意識しないというか、速度の計算もやってないんとちゃうかという人が非常に多い。だから後を絶たないんやと思う。

相手と交差するときでも、ワンテンポ遅らせて相手の後ろを通るだけでかえって早く通過出来るのに、基本相手の前を無理してでも横切ろうとする(^^;
なんだかなぁという感じ。

こっちに来て酷い時には一週間ぶっ続けで毎日事故を見た時もあった。

で、日本に居た時は見た事無くて、こちらに着てからちょくちょく見るようになったもの。

それはコンテナ車や大型トラックの横転事故(ー_ー;

ペース的には毎月一回は見てるんとちゃうかなぁ。
どんな運転しとるんやろかなぁ。
あまりにも多すぎ。

かくいう今日も出勤時に大型トラックの横転を見ました。

見事に横転して積み荷である20Lくらいのポリ容器がめちゃいっぱい投げ出されていて、こぼれた液体の処理をしとったわ。
退勤時には積み荷は処理されていたものの、まだトラックは転がったままで、クレーン車が二台来てた。

先月も転がったコンテナ車一台と、直線やのに中央分離帯に突っ込んでるコンテナ車をみたわ。一年くらい前には、炎上したあと何とか火を消し止めたばかりの黒こげのトラックを、横目に見ながら出勤したこともあった。

今日、何となくiPhotoを見ていたら、去年撮った横転したコンテナ車の写真が出て来たので下にアップしました。



コンテナ車はともかくトラックなども、もの凄く過積載してるので、確かに危ないと感じる時もしばしば。

下の写真も去年撮った写真なんやけど、過積載のお手本のような写真をアップ(笑)

リアカーとバイクが一体になったような電動の乗り物があるんやけど、それに発泡スチロールのようなものを積み込んでました。
確かに見た目より軽いので重さ的には問題ないんやろうけど、逆に風の影響をモロ受けそうな感じです(^^;
タイヤも三つしかないしなぁ。



最近中国も安全と環境が厳しくなって来ましたが、なかなか道は険しそうやなぁと思う。

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今日は久しぶりに事務所の連中と夕食に行きました。
行った場所は太仓市内から30km離れた浏家港という小さな町です。

都市部ではないので、古い中国の町という感じで、私が中国に来たころは、一般的な中華料理しかなかったと思います。けれど今は、焼き肉のお店まで出来た様です。
都市部に比べるとここの発展速度は遅いものの、新しいタイプのお店もそれなりに出来て行っているようです。

この町のメインストリートは飞马路というところなのですが、まるで毎日が縁日のように食べ物やらアクセサリーやら服やらの露店が並び、人人人で非常に賑わっています。
衛生的にはちょっと難有りな場所なんですが、活気があって私は結構好き。

ここには少し大きなホテルがあって、ゴルフ練習場、ボーリング場、テニスコート、プール、バーベキュー場など、小さな町には似合わない施設が充実していたようですが、それも今は昔。これら施設は全て閉鎖。ホテルのみが営業されています。

広大な敷地なんですけどねぇ。

ホテルにしてもそれほど人が宿泊していそうにも見えず、それでも営業を続けて行けるというところが中国のスゴいトコやと思います。日本ならとっくに潰れてる状況。

今でも飞马路は人であふれていますが、昔はもっと栄えていたたようです。この町、以前はいわゆる「赤線区域」やったようで、休日は上海からも沢山人が訪れていたとのこと。ガサ入れが入ってから下火になったとも聞きましたが、真偽のほどは不明。

今では健全な町に生まれ変わって。。。
。。。かどうかはここでは語りますまい(^^;

そんな訳でこの町に最近できた焼き肉屋さんに行って来ました。
めちゃめちゃ繁盛していて、予約しないと席がありません。
結構安くて量も多かった。
まぁ。品質管理については不明ですけれど。

高級な味では無かったですが、私はそこそこ美味しく頂きました。
安いといっても一人当たり45元(600円程度)。この町にしては少し高い。中華料理ならもっと安いんですよね。
太仓から30km離れるだけで、物価は太仓より安い。
私にとっては、ここで食べる安い中華料理は、太仓の高い中華料理よりも美味しいと思う。まぁそれは、私の下が低級だからかも知れへんのやけどね。

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私が今住んでいる所の近くに、割と大きな高校があります。

今日は会社から帰って来てから、食事をする為に外出しました。そうしてその高校の横の道を歩いていておりました。

柵ごしに学校の中の様子を何となく見ながら歩いていたら、ふと、「えっ!?」という光景が飛び込んで来ました。

柵に近い学校校舎の二階にトイレの窓が一つ有ったんですが、その窓から一人の女子生徒の姿が見えました。
窓からは彼女の胸から上しか見えへんのですが、なんか、ズボンを下ろしているらしき動きをしとるし(^^;
その後座ったらしく、頭が少し見えてました。

え?、何?、そこひょっとしてトイレの個室なん??
なんで窓際??
ちゅうか二階やから頭少し見えるくらいで済んどるけど、一階やったら顔みえとるんちゃうのん??

ぎょっとしてもう一度よく見ると、確かにそこはトイレの個室らしいのですが、通常個室って、四面が壁になっとるやないですか。それがその個室は場所が窓際という事もあり、3面だけが壁で、残り一面は窓という、信じられへん構造になってました。

いや、これあかんやろ、しかも女子トイレやぞ?
「あかん警察」呼ぶレベルやん(^^;

ちゅうか用を足す方も、なんで端っこの窓際の個室選ぶねん。
お前思春期の女子なんとちゃうんか?(^^;
いくつか個室があるのが見えてるだけにめっちゃ不思議。
見晴らしがええからなんか?

なんかいきなりなカルチャーショック。
以前にも中国のトイレ事情を書いた事はあるんですが、そのどれにも当てはまらないパターン。まだまだ驚くことが多いんやなぁと再認識っす。

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さてこの季節、中国では端午の節句です。
旧正月同様、旧暦で時期が決まりますので西暦からすると毎年日にちがズレます。
で、今年は6月6日のようです。

スーパーでは、ちまきのセールをやっていて、にぎやか。
ウチの会社の労働組合も組合費で真空パックされたちまきと、ガチョウのタマゴを塩漬けにしてゆでたものを沢山配りました。

私も貰うにはもらったんやけど、一人暮らしとしては多すぎ(笑)
どうしたものか。
ガチョウのタマゴの方は大好きなんやけど、実は数日前にまとめ買いしたところで、既に在庫過多。誰かに貰ってもらわんと処理しきれんなぁ。

日本に住んでる頃は、タマゴの食べ過ぎはあまり良くないので、嫁さんが管理してくれてたんやけど、最近毎日2、3個食べとんなぁ。さすがに運動量も少ないので、これ以上増えるのは我ながらあかんと思うわ。

そしてちまきの方なんですが、豚肉が入っているタイプの物が好きで、おやつに良いかなと、てっきりそれを貰ったんだとばかり思ったんですが、レンジでチンして食べてみると、中からアンコのような甘いのが出て来た。

これは誤算や。アンコとか甘いもの苦手なんよなぁ。
とりあえずチンした2個を食べたんやけど、まだ10個ある(^^;
これも誰かに貰ってもらわんとなぁ。

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私が太仓にやってきた2009年には、太仓市政府はごちゃごちゃとした街中にあったんやけど、昨年少し郊外に移転、かなり立派な建物になった。
敷地も広大になり、周辺には先頃博物館や大きな図書館が出来、美術館らしきものも建設中。街の中心部を東側にシフトさせようという感じ。
先頃第一人民病院も移転したしね。

まぁ今までの街の中心は道も狭くてごちゃごちゃしてたからねぇ。
あと3年もしたら全然違った街になってんのかも知れへんなぁ。

東側にはマンションも数多く建設中で、既に出来ている高級住宅街もかなりハイカラな感じなんやけど、人はどれだけ住どんのかなぁ。多分一割にも満たんのとちゃうかな。
日本のバブルの頃を連想させるような感じ。

太仓のみならず、近くの浏河でも建設ラッシュが続いている。
ただ、数年前に建設終了したマンションや住宅街もほとんど人が住んでないところも多く、ほんまに大丈夫なんかいなと思ってしまう。

で、先の太仓政府のビルも、その他のビルにしても夜は電飾がきれい。
ピロピロとビル側面全体がネオンの万華鏡のようなところもある。
街中だとそれも似合うんやけどね。

先日夜、港口開発区周辺を夜訪れたことがあったんやけど、政府関係のビルやとは思うんやけど、20階建てくらいのビルの正面全体が、でっかいディスプレイになってた。
上海の外滩に行った時にもそんな仕様のビルは見た事あったんやけど、街という訳でもなく、観光地でもなく、夜ほとんど観る人もいない港口開発区で、巨大な女性のシルエットが踊る様は、何か異様やったわ。






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仲のいい中国人社員と上海に出た時のこと。
いろいろと上海で日本食材を買った後、本来なら地下鉄で太仓に帰るんやけど、その社員の家が太仓市内から少し離れた浏河という町だったため、上海駅から浏河までの直通バスに乗って行くことにした。

バスは結構ぼろぼろで、運転席の椅子も破れたりしていた。
なんか今まで乗った長距離バスとはちょっと違う雰囲気。
あとで解ったんやけど、これはいつも乗っているような街と街を結ぶ直通バスではなく、乗り合いバスに近い感じのバスやったようや。

一緒に来た彼の話によれば、以前はお客が少ないと、上海駅のまわりをぐるぐる廻って、お客を乗せて、いっぱいになってから目的地へ向かっていたらしい。

で、お客はどうやって載せるかというと、バス亭で待っている人や、道路沿いで何かを待っているような人に近づき、車掌が大声で声をかけるというシステム(笑)

基本停留所なんて意味無い感じ。

今まで乗った事のある長距離バスは座席数以上の客は乗せず、目的地までノンストップ。今回のバスは客が入る限り乗せる感じです。

料金は車掌が集めるんやけど、
「どこまで行く?」
「○○まで」
「じゃあ15元」
ってな感じでよ〜解らんです。

それにしても上海市内を出るまでは、本当にノロノロと走る。
片っ端から道ばたの人に声かけるし。
一応このバス、終点に着く前に一つの街を経由するということになっているんやけど、降りたいところで降りれるみたい。

やがてバスは郊外の道を走る。
少しはスピードも上がってるんやけど、普通に地下鉄を利用するよりもかなり時間がかかりそう。

すると、
途中でガソリンスタンドに入った(笑)
給油とか客乗る前にやっとけよなぁ。
そうあきれていると、
車掌が客に向かって、
「○○で降りる人おるか〜?もうここは近いからここで降りろよ〜」
と、言いました(笑)
むちゃくちゃやなぁ(^^;

そんな感じなので、普通に帰ったら1時間くらいで戻れる距離が、2時間近くかかったので、めっちゃ疲れたわ。
それでも面白い体験ができたなぁ。

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最初思っていた以上の事態になっていまっていて、
悪夢を見ている思いです。

幸い私の日本の自宅は兵庫なので今回の災害に巻き込まれてはいないものの、
ネットで津波の映像を見て呆然としてしまった。
お昼過ぎまでは皆ごく普通の日常を過ごしていただろうに。
日常はこうも突然無惨に崩れてしまうなんて。

私は中国の動画サイトでこの映像を見た訳なんですが、
そのサイトでは中国人たちの非常に心ない書き込みがあって、
悲痛な思いを味わった。
詳細内容は割愛するが、要するにざまあみろ的な書き込み。

ごく一部の心ない人の書き込みだとは思うが、
沢山書かれている書き込みのほとんどがそういう内容というのが
見ていて非常に堪える。

日本でも例えば仲の悪い他国でこのような大災害があったとしたら、
こういう風に書き込む人っているのだろうか?
多分間違いなくいるとは思うが、それに反論したりたしなめる人は必ずいると思う。

もうホントに中国大嫌いという気分になりかけるのだが、
そうではない人々も確かに沢山いるのは事実。
会社の人はみな心配してくれたし、
昨年私が研修を担当した四川大学の学生からも
私を心配してくれるメールを貰ったりした。

冷静に冷静にと自分に言い聞かせる。

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先日、諸処の事情で中国での携帯電話を変更することとなった。
私の携帯電話は約二年前に会社から貰った物なんやけど、NOKIAの安いモデルにしていた。最初のころは中国語のメールなんかも打てる訳が無く、ほぼ緊急連絡用という感じだった。

当時の中国の携帯電話は二つ折り方式がほとんど見受けられず、サイズも小さな物ばかり。イメージ的にはimodeが出る前の日本の携帯のごとしやった。
当時中国人通訳の人からは、日本の携帯は大きすぎて使いにくいということを聞いていたんやけど、それから二年経った今は様変わりして来ている。

二つ折り式の携帯電話や、結構大きなサイズ(日本なら普通やろうけど)の携帯電話を使う人も増えて来て、かたち的にみると日本の携帯電話に近づいた感じ。
この前久々に日本から出張者が来て、auの携帯を使っていたんやけど、そんなに違和感なく見れるようになったなぁ。
一年前は、その携帯を見た時に「でかっ!」って思たからなぁ(笑)

で、その人が来た時に、その人の携帯から日本の知り合いにメールしたんやけど、文字を打つ時、キーのひらがな表示に戸惑ってしまった。

え〜っと、どうやって打つんやったっけ??ってな感じ(笑)

考えてみれば、会社のパソコンのキーボードには当然ながらひらがな表記は無い。自宅に置いてあるMacBook Proのキーボードにはひらがな表記はあるものの、普通にブラインドタッチをしてるんでキーボードを見ることはほとんどないし、ローマ字入力をしているので文字を打つ際にひらがなを意識していない。

こちらの携帯電話には当然ひらがな表記がある訳もなく、メールをする時はPinyinでの中国語入力なので、アルファベット思考で打っている。日本で暮らしていても、ひらがなを意識して文字を打つのって携帯電話くらいやろし、そういう電話から二年も遠ざかっていたんやから無理も無いやろう。

そうそう、中国の携帯電話にはPinyin入力の他に「筆画」という入力があって、キーに縦線、横線、はらう、はねる、止めるというような、言ってみれば漢字を書く時の「一画」に相当する記号が書かれている。
例えば「筆画」入力モードにして縦線のキーを押すと、縦線が入っている感じが候補が表示されていく。更に別の「画」を入力すると候補が絞られて行くという感じ。

これはこれで中々面白い。
それなりに打ちたい漢字の構造を知っとかなあかんけどな。

一昔前の中国のパソコンのキーには「筆画」入力用の表記があったとか。

さて新しい携帯電話ですが、スライド式の物にしました。液晶画面もそれなりに大きいですし、解像度もまずまず。文字も以前よりキレイに表示されますし。ただコイツでは日本語は打てません。

中には日本売っているのと同じモデルのNOKIAの携帯もあって、そちらであれば日本語入力もできるんやけどね。
まぁでも日本語が打てたところで今のところあまり必要性は感じていません。中国語の勉強にもなるし、思ってることが伝わればそれでええしね。

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中国は太仓市に来て3月でまる二年になる。
だいぶ街にも慣れて来て、一人でも色々なところに行けるようになった。
でも多分それって、上海や苏州市に住んでる人からすると、なんやそんなことって思うんかも知れへんなぁ。

上海は先日も行った訳なんやけど、地下鉄や路線バスが整備されていて、非常に分かりやすい。Googleの地図でもめちゃめちゃ親切に表示されるし、バスの路線まで青いラインで出るくらい。正直簡単過ぎてというか、普通過ぎて驚いたくらい。

しかもそれなりに日本語が通じるところも多々あったりするので、初心者でもそれなりにの冒険が楽しめるんやないやろうか?

そこへ行くと太仓は観光地では無いこともあって、非常に分かり難い。日本語も一部の日本人向けスナック以外は通じない。バスの路線にしても、路線図のようなものがバスターミナルでも探しきらなかった。一応バス停には行き先が書いてるんやけど、停留所名の羅列なので、最初のころはその場所がどの辺りの場所なんかさっぱり分からんかったんで、乗りようが無かった。

会社の連中とどこかにいく場合は、彼らの車か会社の車を利用するばかりだったので、ありがたいにはありがたいんやけど、彼らが居なければどこへも行けない状況が続いていた。一人でいく場合はせいぜいタクシーを使う程度。
言うてみたら籠の鳥状態やったんやね。

まだ日本人が複数いれば、いろいろと思い切った冒険もできたんかも知れんけど、日本人は基本私一人だけで、月に一回訪れる方も中国マスターとは程遠い人。
私も最初の頃は中国語もほとんど聞き取れなかったんで、なかなか冒険までには至らなかった。

それがある人(中国人)の登場で路線バス、長距離バス、地下鉄の乗り方を教えて貰った。
その人はもう会社を離れてしまったんやけど、私にとっては翼をくれた大恩人やと今でも感謝している。

そんな訳で、今は普通に上海や苏州や常州などに行けるようになったし、普通に安宿を予約して宿泊もできるようになった。

ところが実は、最後の秘境が残されていたのでした。
それはウチの会社(笑)

太仓市内から車で30分程度の距離にあるものの、通勤はずっと社用車を使っているので、公共交通機関を利用して行ったことが無かった。
たまに休日出勤とか、急な用で出勤することがあるんやけど、その時はタクシーを使っていた。いつも同じタクシーの運ちゃんに電話して、何時にどこに迎えに来て欲しいと頼んで来て貰っていた。

まぁそうやってタクシーを電話で普通に呼べるようになるっていうんも、最初の頃はハードルやったんやけどね(^^;
でもタクシーの利用って、自分の足で行ったことにはならんもんな。

今日はたまたま休日で、午前中に出勤する必要があったので、トライしてみました。
前日に色々と聞き込み調査をして、一回バスを乗り換える必要ありと分かった。

太仓市内のバスは一律2元なんやけど、それなりの距離を走る路線バスは距離に応じた料金が設定されている。
日本のバスの場合は降りる時にお金を支払うため、車内の料金表を見ながら運賃を確認できるんやけど、こちらのバスは前方のドアから乗り込み、先にお金を払う方式。つまり、バスに乗った時に、運ちゃんが「どこ?」と聞いてくる。
それで行き先を告げて運賃を教えて貰って料金箱に料金を入れる。

しかし停留所の名前は、中々に発音が難しいものがあるので、ちゃんと伝わるのかがキーポイント。

しかも日本のバスの運ちゃんと違って、結構態度も横柄(苦笑)
その上運転も荒いっす(笑)

乗車時の料金は無事クリア。
乗り換えも迷うことなくクリア。

乗り換え後のバスはワンランク小さなバスやったんやけど、運ちゃんはワンランク上の態度の悪さやった(笑)

こちらのバスは降りる際、日本のような「降ります」ボタンは無い。ではどうするのかというと、降車口に立って、「降りたいなぁ」という顔をします(笑)
降車口上にはカメラが付けてあって、運ちゃんはそれを見て判断したりする訳です。なので降りたい停留所が次であれば、おもむろに降車口に立つ訳です。

私も降りたい停留所が次になったので、降車口に立って用意。私の後ろにも男の人が降りる準備をしていた。
するとやがて降りるべき停留所が見えてきた。

ちゅうか、バスのスピード落ちへんし(^^;

「おいっ!ここで降りるからっ!」
と、思わず中国語で怒鳴ったらバスは急停車した。
実はその少し前の停留所でも別の客がそんな感じで怒鳴ってたなぁ。
運ちゃん、ちゃんと仕事してぇな。

まぁでも無事会社の近くに到達できました。
結局バス運賃は往復で12元。
普段通りタクシーで往復する場合は100~120元かかることを思えば、めちゃめちゃ得をした感じ。ミッションクリアとお得感で、気分良かったわ。


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あう〜
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性別:
男性
趣味:
テニス、お絵描き、あと最近アニメも観始める。
自己紹介:
現在、中国は江蘇省太倉市に在住。
2000.4月から2002年3月までホームページを開設していましたが、環境が忙しくなり閉鎖。
現在はある程度時間がとれるようになったので、ゆるゆると活動していこうと思っています。
H.N.の由来は、SEGAのVirtua Fighterのウルフ使いだから。SEGAのゲームをこよなく愛している。
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