積み込みの魔術師

え〜、これは東急ハンズとかで売ってる梅干しパズルです。
はい、それではイメージの訓練です。
この梅干しの赤い色を、頭の中で薄〜い肌色に変換してみて下さい。
できましたか？

それでは次に、頭の中でこれを両手でも抱えきれない大きな物に変換します。

最後に、これがトラックの荷台に載っている状態を想像してみねぇ。

実は今日もソレを見ました。
何を見たかというと、豚がトラックで運ばれて行くのを（＾＾；
こっちの人って、豚とか羊とか、食材の一つって感覚なんやろね。
どういう事かというと、積み込み方が、まさにこの梅干しパズル状態というか、テトリスというか、
酷いのになると豚が身動きできずに斜めになってたりとか（＾＾；

羊とか鶏とかも、バイクにカゴをつけて搬送したりするのを見るんですが、
鶏なんか逆さまになってたり、どっち向いてるのか解らんような感じで、茶色い羽毛の固まりっぽい。羊ですらそんな感じで、ホンマに詰め込みまくってます。

動物以外でも、たとえば段ボールなど、軽トラに積んでる物が車の高さの二倍くらいあるのもザラ。怖いのは、たまに荷崩れを防ぐために、その上に「人間」が載ってたりすること（＞＜）

廃材とかでもめちゃくちゃ積載するので、上海からの高速道路を通っていると落下物を目にするのが珍しくなく、怖いです。

またよく街中で藤で出来たイスをリアカーで販売にくるのですが、イスを組み合わせてリアカーの荷台の縦の長さの約4倍、高さはリアカーの高さの1.5〜2倍で積み込んでいます。
初めて見た時、芸術を感じたわ（笑）

積めるだけ積み込んでできるだけ輸送コストを下げるという姿勢を感じます。
でもちょくちょく荷崩れで輸送時間の大幅延長になってまうみたいです（＾＾；