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2009.6.26設置 中国在住のあう〜のゆるいブログ。 中国生活、Macのこと、テニスやマンガに関することを書いて行きます。
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中国の私の会社の社員も、自分の知っている日本語をちょこちょこと使ってくれる。彼らからすれば、習った外国語を使うという一つの遊びのようなものみたい。

使ってくる言葉は、一般的な「こんにちは」「ありがとう」などの類い。上級者(?)になると、「マジっ!?」「キッつぅ〜!」「あかんやろっ」「おね〜ちゃん」(笑)という高度な言葉が飛び出す(^^;

普段中国語を話している口から出て来る日本語の発音は、どことなく可愛らしさがある。まぁ、私の話す簡単な中国語もよく発音を笑われたりするので、お互い様である。

今日は社内で、ある担当の女性社員と簡単な打ち合わせをしたあと、その部屋を出ようとすると、「さよう〜なら〜」と声をかけられた。
「いや、さようならはあかんやろ」
と、思わず日本語で突っ込んでしまったんやけど、久々に聞いた「さようなら」にはちょっとした寂しさを感じた。

彼女は「再見!」を日本語で言おうとして言ったんやけど、考えてみたらこちらの別れの挨拶「再見」は「さようなら」やなくて「またね」の方やろ。
日本語の「さよなら」は、中国語では意味的には「告別(gao bie)」にあたるんやと思う。挨拶としては同じ意味の言葉は無いような感じがする。(辞書見ても載ってなかった)

考えてみるに、小学校の頃は、「先生さよぉなら」と、毎日のように挨拶をしており、その時の「さよなら」のイメージは「再見」に近い感じやったかと思う。

それが成長するに従い、「ほなな」「またな」「お先に失礼します」「お先です」「元気でね」「バイバイ」「ドロンさせて頂きます」(←宴会で言うやつホンマにおるんか?(笑))というように、まるで意図的に「さよなら」を避けるような感じで別れの挨拶が変化して来たように思う。

実際、一般的には男女の別れの時くらいにしか「さよなら」なんて使わへんのんとちゃうんかなぁ。
日本語としてはポピュラーなくせに、ほとんど使われないっていうのんも、なんか不思議な感じがする。

私は中国に単身赴任してる訳やけど、もし日本からまたこちらに戻って来る時に、家族に「さよなら」って言われたとしたら、「縁起でもないっ、やめてくれ」と言うやろなぁ(笑)

そう考えたらこの先
私の口から「さよなら」という言葉が出ることはないんやろなと。

ここまで書いた時、そういえば赴任が終わってこちらの人達と別れる時ってそういううシチュエーションよなぁと思いつく。

あ、でもその場合はきっと

「再見!」

って言うんやろね。

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