まぁ、なんというか

3/4の事。

会社帰りに5人で食事に行く事に。
どこに行くのかもよく分からず、付いて行く。
この日も日本人は私一人。

最初はいつも行くような中華料理に行くもんやと思ってたんやけど、着いた所は「釜山料理」のお店でした。焼き肉とかがメインのお店やね。

テーブルの真ん中にコンロがあるんやけど、ガスコンロではなく、そこに炭火をセットするタイプやった。きっとこの方がおいしい。

お店は薄暗い照明の、ちょっと小奇麗な感じ。
お肉の注文は適当に任せて、私は自分用に石焼ビビンバを注文した。

ほどなくお肉が運ばれて来て、適当に食べる。
味は前に行った韓国料理店の方が上やったんやけど、まぁ普通に中華料理のお店に行くよりは断然こっちの方がおいしく食べれられた（＾＾；

結構お客さんも多くて、盛況な感じやったなぁ。
石焼ビビンバも結構量が多くて、それだけでお腹いっぱいになった。

隣の席は予約席だったのか、そこで店員さんがキムチ鍋の用意をはじめる。
なるほど、お客さんが来たらすぐに食べられるようにしとるんやろかなぁと、一人勝手に納得。

それにしても量が多いので、四苦八苦してなんとか運ばれたお肉を食べ終わった。まぁ、そこそこいいお値段なんやろなぁと思っとったんやけど、日本円で全部で五千円もせんかった。この値段でこの味やったら全然問題ないやろ。前述の韓国料理店やったらこの2〜3倍はしたと思うので、おいしくて当たり前。

そうして満腹満腹と、食べ終わった余韻に浸っていると、ウチの女子社員が店員さんに片付けるように言っていた。それをなんとなく眺めていたんやけど、片付け終わったテーブルに、隣の席で用意していたキムチ鍋がおもむろに置かれました（笑）

ええ、これってウチが頼んだ料理やったのか　∑(ﾟ∇ﾟ|||)
勝手に他の客のやと思とったわ

っていうか、みんなめっちゃ食うなぁ。
まるでダイソンの掃除機のように吸引力が落ちません（笑）
私ゃ、ちょっと引きつったわ（＾＾；

それで何とか食べきって、食後の談笑。
中国語は聞き取れるところと聞き取れないところが合って、話している内容の2割程度しか分からんかった。

で、日本の会社の仕事に関する話題となり、日本の会社の仕事はお固くて四角四面でというような話題となる。まぁ、中国は確かにそのへんはおおらかというか大雑把な面もあるんやけど、いずれは同じような感じになって行くんやろうとは思う。

あと、人と人の距離感の話もしとったなぁ。
こっちでは会社終わってから会社メンバーと食事に行くっていうのが日本に比べて頻度が非常に高い。それは曜日に限らない。
だから彼らからすると、日本人、何でそんなんなん？？って感じらしい。

この日の食事のメンバーは私を含めて5人。
この内、日本に来た事がないのは2人。
来た事の無い2人が色々と質問をする形式で話が進んた。

それでこの場に居づらくなる話題が。
そう、「南京大虐殺」の話題が（＾＾；
勘弁してくれ〜。

前にも一度、カラオケのおねーちゃんから不意にこの話題が出て戸惑ったことを思い出す。

まぁ、そんなに重苦しく話していた訳とちゃう。普段の彼らからは分からないけれど、不意に顔を出す話題であるだけに、彼らが日本人に対して抱いている思いの複雑さを感じる。

彼らが日本人に対して抱く最初の思いというのは、多分こういうマイナスイメージなんやと思う。それを日本の文化や日本の様々な製品がこのマイナスをオブラートに包んで行く。

そうして仕事などを通じて個人と個人の付き合いに関わった人は、イメージに修正をかけて行っている。けれどそれも、あくまでオブラートの一つなんやろなぁと感じるるのが、今回のような過去の事例が出て来た瞬間や。

こういう状況は国の方針でもあるのだから、今後も変わる事はないかも知れへんけど、私自身、変えて行くための草の根の一つなんかなぁと、柄にも無く考えてしまった。