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2009.6.26設置 中国在住のあう〜のゆるいブログ。 中国生活、Macのこと、テニスやマンガに関することを書いて行きます。
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今日はこれで三回目の投稿。
最近全然更新していなかったんで、たまにはこういうのも良いかと。

この土日は、今までにないくらい映画とかドラマとかを観ました。月曜日から特に忙しくなる予定なので、ええ気分転換になったわ。

ちょっと長くなるんで、読む人は「続きを読む」で。




まず観たのは「転校生 さよなら あなた」
これは1982年に尾美としのり・小林聡美で映画化された「転校生」のリメイク。監督も同じ大林宣彦監督。
リメイクとはいいながらも、男の子と女の子のお互いの心が入れ替わるという基本設定が一緒なだけで、内容的には異なる。
う〜ん、前半までは面白く観れてたんやけど、私的には後半はちょっと??って感じでした。移動教室でのピアノ独唱シーンはすごく雰囲気も良かったんやけどなぁ。主人公のピアノの腕前の設定も、今ひとつ生かしきれてないというか、私が理解できんかっただけなんか。。。

最後の方はなんか蛇足というか、中途半端に思える放浪シーンがあったりして、私的には興醒め。

1982年版「転校生」は、私の中でもとても良い思い出の作品って感じで、ラストの「サヨナラ オレ」「さよなら、あたし」っていうシーンは、今も頭に残ってるだけに、とても残念な気がした。


次に「地下鉄(メトロ)に乗って」(堤真一、岡本綾、大沢たかお、常磐貴子)原作は浅田次郎。

父(大沢たかお)の傲慢な態度から高校卒業後、家を飛び出した主人公(堤真一)が、やがて衣料会社の営業マンとなり、家庭を持つ。そんな彼がある日地下鉄をおりて外に出るとそこには東京オリンピック前(主人公の少年時代)の自宅近くだった。というようなタイムスリップ系のお話なんやけど、過去に行ったきりではなく、不意に過去に飛ばされる形式。飛ばされる先は、自分の父親の節目の時期であり、そこで今まで反発していた父の別の顔や、考え方、志を次第に理解していくという内容。

主人公の不倫相手を岡本綾が演じてるんやけど、なんとも言えん儚い役をうまく演じていて非常に良かった。もちろん、堤真一も良かったです。
で、あとで調べてみたら、岡本綾って、もう女優引退したんやね。好きな女優の一人やっただけに非常に残念です。

この映画は満点ではないけれど、結構良かったです。

このあと、「続・三丁目の夕日」を観ようかとも思ったんやけど、一作目を飛行機の中で観て、涙で顔がぐちゃぐちゃになったことを思い出し、とりあえず今回はパスしました(笑)

そのあとで、稲垣吾郎ちゃんの昔のドラマ「Mの悲劇」を観はじめる。
べつに狙ったわけやないけど、これにも岡本綾出てたんやね。う〜ん、つくづく女優やめたんは惜しいなぁ。

自分も覚えていないふとした事から他人の人生を大きく変えてしまった主人公が、謎の女性(長谷川京子)により自らの人生も大きく変えられていくお話。まだ3話までしか観てませんが、これおもしろかったんやね。エンディングの曲もええし。
ちびちびと観ていきます。

そして、最後に。
アニメ「とんがり帽子のメモル」(笑)
もう一度観たい思てたけど、懐かしいわ。
1984年という、VAN HALEN好きの私には思い出深い年に、一年間に渡って放送された子供向けアニメ。
リルル星から来た宇宙船が地球に不時着し、リルル星人(身長10cm程度)は人間に隠れて地球で暮らす事に。そのリルル星人のメモル、ポピット、ルパング、ピーと、山荘に療養に来ていた薄幸の少女マリエルとの心の交流を描いたアニメ。雰囲気的にはムーミンに通じるものがあります。実際にリルル星人のリュックマンは、スナフキン的キャラです。

また、マリエルとメモルの関係は「アルプスの少女ハイジ」のクララとハイジに似ており、ロッテンマイヤーさんに対応するのがペネローペさんというところ。

当時アニメ好きの連れのが「メモル」が好きで、最初バカにしてたんやけど、彼の家で録画したのを何話か見せられたのをきっかけに、それから自分でも日曜朝8時半から観てました。
その時の私は、パステルっていう画材がどんなもので、どんな特徴があるのかも知らなかったんですが、「メモル」の背景などはこのパステルを使って描かれていて、なんてきれいな背景なんやろうかと感心したのを覚えています。

ストーリーも意外とハラハラドキドキが多かったり、感動するシーンもあったりでホンマに毎週楽しみやったわ(^^;
特にマリエルとメモルがようやく再会する、「ふたりを結ぶ風の手紙」の回では号泣(笑)

当時ヘビメタのギターをやりながら、日曜の朝は早起きして「メモル」を観るという非常にアンバランスな生活を送っておりました(苦笑)

最終回はちょっと私的には異論があるところですが、ファンタジーアニメのなかではトップクラスの作品やないでしょうか。

メモル役をやっていた声優の渡辺菜生子さんはその後も色々とご活躍で、ちびまるこちゃんのたまちゃん役の人です。
儚い少女マリエル役は安田あきえさんですが、その後はあまり出てらっしゃらない様で、寂しい限りです。

実は最近めっきり更新しておりませんが、ウチのホームページの一つである、「ピメモーラの世界!」の、カエルと一緒に描かれている扉は、モロにメモルの世界の影響を受けていたりします。

さて、メモルは全50話あるので、これもちびちびと観ていこうと思います。

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