連邦の白い電卓

毎日使うものだから、お気に入りのデザインがいい。
という事で今日は電卓のお話。

まだ日本で働いていた事、同僚が新しい電卓を買った。
CASIOの真っ赤な電卓で、ボタンに描かれた数字フォントもなんかええ感じで、観た瞬間、

シャア専用電卓やっ　！∑(￣ﾛ￣|||)

と思た（笑）

画像がいくつかあるので、この先は「続きを読む」をクリック。

なんか雰囲気あるでしょ？
勝手に「シャア専用電卓」と命名した訳ですが、「シャア専用」と聞くと欲しくなるのがこの世の常。しかし既に同僚が買ったものを買うというのも如何なものかと。

それまでは電卓なんかどれでもええわと思っとったんやけど、こういうのを見るとカッコいい電卓が欲しくなる。
そこで街の電気屋さんをのぞきに行った。
ひょっとしたら「ザクとは違う電卓」があるかも知れないと。

すると、ありましたありました。



うん、これは「ザクとは違う電卓」と言うてもええでしょう。

買おうかどうしようか迷ったんやけど、やっぱ「シャア専用電卓」の方がインパクトが強いよなぁ。やはりそれに対抗するためには、「連邦の白い電卓」を手に入れるしか無い。

この電卓の白色バージョンもあったんやけど。。



う〜ん、なんか普通の電卓っぽい。
やっぱこの数字フォントが映えるのは、赤と黒のツートンカラーなんかなぁ。

これやったら「ザクとは違う電卓」の方がええなぁ。

と、思いながらも持っていたごく普通の電卓を乗り換えるのも勿体ないと思い、当時は購入を断念した。

中国に来た時は、こまごまとしたものはできるだけ現地調達で飛行機の荷物を減らそうと思い、電卓はこちらで購入。
以前なら電卓は目についたものをぱっと購入してたと思うんやけど、「シャア専用電卓」の事があってから、電卓選びにも時間をかけるようになった。

結局、日本でも売っている、CACIOのこの電卓を購入した。
完璧に気に入ったデザインやなかったんやけど、小さくて使いやすそうやったしね。



それが約一年前のこと。

実はその後、こちらのスーパーで、ちょっと目を引く電卓を見つけた。
メーカーは聞いた事の無い「deli」とかいう名前で、完全中国製やと思う。
けれどCASIOの電卓を買ったばかりやったんで、思いとどまった。

以来、そのスーパーを訪れるたび、その電卓がまだあるかどうかを確認する癖が付いてしまった（＾＾；

ところがこの前、いつも置いていた場所に、その電卓が無くなっていた。
ええっ、全部売れてもたんやっ！
なんかショックで、取り返しの付かない事をしてしまった感にとらわれる（＾＾；

でも実は置いている場所が移っただけやったんやけどね。

こちらのスーパーはお菓子にしても移り変わりが激しく、定番品なら継続購入ができるんやけど、売り切れたら二度と置かれないような商品も多い。
また今度買おうと思っていたら、買えなくなることも少なくない。

そんな訳で買っちゃいました。電卓。

そう、これこそ「連邦の白い電卓」のイメージにふさわしか電卓ですたい！



ボタンは透明なアクリル板を使用しており、電卓自体も薄くてとても奇麗です。すぐに汚れそうな気もしますが。。。



このデザイン、気に入りました。

今まで使っていたCASIOの電卓は自宅で使用し、会社ではこの「連邦の白い電卓」を使用することにしました。
ウチの中国人社員からも、きれいな電卓やなぁと言われ、最初は日本製か思うみたい。

しかしこの「連邦の白い電卓」は、どうもニュータイプ仕様だったのだと、初めて使った瞬間にそう思いました（＾＾；

それは、液晶の数字が読みにくいっ（笑）
数字は普通でええやんかと思うんやけどなぁ。



画像クリックで大きな写真にしてもらえば解りますが、ドット表示になってます。
まぁ、式を入れるタイプの関数電卓やったらこういうドット表示もあるんやけど、ちょっとこれは見にくい。ゼロの隙間もちょっと広いしなぁ。

液晶のコントラストもCASIOの電卓の方が見やすい。
そのかわり前のCASIOの電卓が、数字を入力する度に液晶画面がチラついていたのに対して、「連邦の白い電卓」はそれが全くないのでどちらが目が疲れないのかは一概には言えないかも。

総合的にはこの「連邦の白い電卓」は気に入ったのでした。