火鍋を食べに

金曜の夜、ちょくちょく行くお店に、職場の仲間（男3人女2人）と火鍋を食べに行きました。日本人は私だけであとの4人は全部中国の人です。
上はその時のお鍋の写真です。

基本的にこんな形の鍋がポピュラー。
半分が辛い味で、半分が普通味。
まぁ、お店にもよるんやけど、ここのはそんなに辛くない。

いつもは3階の個室に入るんやけど、今日は一階の広間の丸テーブルを選んだ。おかげで貴重なもんを観れたわ。

私らが座ったテーブルから、調理場がよく見えるんやけど、生きた食材も見える。生きた食材っていうんは鶏のこと。
普通に持って来られて、重さを計られて、その後さばかれてます。
このヘン、もう驚かんようになったな。
普通に牛、豚、鳥のお肉を食べている以上、残酷とも思わんしね。
日本だっていけすの魚をその場で料理したり、活け造りとかいうんがあるんで、やってることはあまり変わらんと思う。

そんな訳で、このお鍋の中には、さっきまで元気だった鶏が一羽分入ってます。

油断すると皿の上にゆであがった鶏の頭を載せられるので、気をつけておりましたが、ふと自分のお皿をみると鶏の頭が私を見上げておりました。くっそ〜（＾＾；

このお店ではビール代はなんと無料。
ただし、銘柄は「山水」というのに固定されています。
こういうお店はちょくちょくある様で、ほとんど銘柄は「山水」

「山水」は名前の通り、やたらあっさりとしたビール。
中国のビールはアルコール度は低めの物ばかりで、このビールも一般的な3.5%でした。日本料理のお店であればアサヒスーパードライが置いてあったりするんやけど、中国版は日本よりもアルコール度が1%低い、4.5%となっている。

なんやかんやとこの日は私も珍しくテンションが高く、みんなで色々と写真撮ったりしたなぁ。多分この日の会議で怒りを爆発させたままのテンションが続いとったんかも知れんなぁ（＾＾；

それにしても、こっちの女性は、ヘン顔で写真撮られるん好きなんかな？
ええ〜、その顔はあかんやろっ的な写真が撮れたりした。
ここに来てない人には見せんでくれと念押しはされたが（＾＾；

お見せ出来ないのが残念です。

この日は結構楽しかった。よく笑ったしよく食べた。
最近、ようやく中国に馴染みつつあるんかなと、思えるようにはなって来た。
きっかけは大体わかる。
中国の、人、習慣、に合わせよう合わせようとしていたのを、「私は私」と自分主体に切り替えたことやと思う。自己主張を明確にしないとこの国ではやってかれへん。

最近は見える風景も変わって来たかなぁ。

そんな訳で食事を終え、お会計。
中国では「割り勘」は存在しない。
必ず誰かのおごりになるんすよね。

この日は私が誘ったので当然私のおごり。
それにしても、ビールが「飲み放題」というシステムではなく「無料」であるためか、異常に安かった。

5人でお腹いっぱい食べて、ビールもそれなりに飲んで170元。日本円で大体2300円くらい。通常の火鍋のお店であれば、この内容であれば500元くらいはすると思うんやけどね。
ちょっとびっくり。

そうそう、中国ではお会計は食べたテーブルに店員さんを呼んでそこで済ませるのが普通。店の出入り口で会計するよりも、良いシステムかもね。